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2024 6月 / Issue 151

弘乳舎様

「弘乳舎PREMIUM」パッケージ


溢れかえるほどの商品が展開される成熟社会、購入という行為は「商品価値への共感」を意味します。くつろぎのお供やちょっとしたご褒美といった「日常の小さな幸せを大切にする」現代の風潮に、プレミアムアイスはぴたりと寄り添っています。

2024 June & July Issue 151|月刊サガシキ


まったり、ゆったり。心地よい「とき」を伝えるパッケージ。

最近耳にすることが増えた「チル」という言葉をご存じでしょうか。語源は「chill out=冷静になる」という英語のスラング(俗語)で、日本での意味は「リラックスする・まったりする・くつろぐ」といったもの。近年増えている「自分らしくあること」を大切にする価値観から生まれた「自分のペースで心地良い時間を楽しむこと」を表し、キャンプやグランピング、サウナのように外出を伴うものから、自ら豆を挽いて淹れるコーヒー、ヒーリング感覚で用いるお香といった自宅ですぐに始められるものまでさまざま。かけた金額の大きさや時間に関わらず、自らが感じる「心地よさ」を高めようとするこの消費傾向は、かつては多数を占めた知名度や企業規模による選択ではなく、価格はもちろん、品質や仕様、開発ストーリーや商品コンセプト、企業姿勢のあり方さえ重視され、総合的な共感度の高さで判断されます。

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いま、求められているのは、自らのペースで心地良い時間を楽しむ「自分らしさ」という価値。

心地よさを大切にする傾向は「本当に良いと思うものを選びたい」という選択基準を育み、この感覚に寄り添った商品のひとつが「プレミアムな」アイスクリームです。かき氷のような氷菓は盛夏に需要が集中しますが、プレミアムアイスクリームの場合、もともと幅広い世代に愛されていたアイスクリームに、素材や製法を工夫した特別感が加わり、日々の「くつろぎのお供」や「ちょっとしたご褒美」で欠かせない存在に。この状況に着目されたのが、熊本で乳製品類を製造販売されている弘乳舎様。開発されたのは、自社乳製品にこだわったアイスクリーム「弘乳舎PREMIUM」です。

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各味のフレーバーを示す素材画像がアイキャッチ。瞬間的に伝える、商品の魅力。

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「九州そだち」はフレーバーのキーカラー、そして「弘乳舎バター」はイラストがポイント。

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装飾はエレガントに。大人のための「とっておき」スイーツであることを伝えるテクニック。

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シルエットと英文で魅せる、品質の証「九州」メイドアイコン。製造場所もブランドに。

この「弘乳舎PREMIUM」は4種類で構成され、バニラ・クリーム&クッキー・チーズ&クッキーの3タイプは「九州産生乳を使用したクリーム」、バタータイプには「弘乳舎バター」を用いた、文字通りのプレミアム品。アイスクリームのような冷凍食品は常温では溶けてしまうので、商品選定の段階で手に取られることがほとんどなく、見た目(商品パッケージ)が購入の判断基準となります。このため、パッケージ開発においてはシリーズ感やプレミアム感はもちろん、商品特長の伝達性が問われます。そこで、フレーバーごとのアイキャッチや商品ごとのキーカラーの設定といった数種同時発売の商品に欠かせない識別の工夫をおこないながら、品質の証である「九州」メイドアイコンや流麗な植物装飾でブランド価値を高め「高級スイーツ」を感じさせる仕上がりに。個々の感じる「心地よさ」を大切にする現代のムードに合わせて「チルする」様子をイメージさせる雄弁な語り手、この商品パッケージがめざした姿です。





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【sagasiki packaging Tips】
まずは、ひとめ惚れ。
わたしたちがパッケージ開発をおこなう上で特に注意を払うのが、商品が販売される状況です。置かれるのは棚のどの位置なのか、季節商品や催事に関連した売り場かなど、販売状況に寄り添ったテクニックが必要です。特集のように「冷凍」されるのであれば、ガラス越しの見栄えが大切。購入を迷う間も「手に取らない」からこそ、見るだけで魅力的に感じさせる演出が欠かせません。

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【Activity Introduction】
じっくり、うっとり。
商品パッケージ開発に欠かせないアイキャッチ。英語の「eye(目)」と「catch(捕まえる)」を組み合わせた、文字通り「目を捉える」ためのテクニックです。強いインパクトで注目させる技術と思われがちですが、対象品の世界観を広げることも演出方法のひとつ。特集のパッケージでは「フレーバー画像・使用素材の落款・九州マーク」という、こだわりの要素を複数用いることで「さざ波のように増幅する上品なムード」を演出しています。

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