ダミーダミーダミー

2021 7月 / Issue 123

迫田興産 様

「じゃがどん」シリーズ


特産品はいかが?パッケージで楽しむ「ご当地」の旅。

八百屋やスーパーの野菜・生鮮売り場を覗いていると「あれ、こんなの今まであったかな?」と思うことが増えてきました。コロナ禍の影響もあって、折からの健康志向を後押しするように野菜や発酵食品に注目が集まっています。少し前までは、めったに見かけなかった珍しい野菜も、さまざまな地域の特性に合わせて栽培されるようになったことで、季節性は別にしても、定番化し価格もこなれ、購入しやすくなっています。しかも「おうち時間」の充実を図るため「自炊」にチャレンジする人が増えたこと、そして「カット野菜」のように「下ごしらえ」の工程を省ける「時短」を実現する流通側の知恵と工夫が功を奏し、食材消費が後押しされていることもあり、育てる側と販売する側の創意工夫によって多様化した野菜は、まさしく「完熟」といえる状況にあります。


採れたて新鮮のじゃがいもたち。地域ごとの「ご当地野菜」は、味の良さと品質の高さが魅力。

中でも面白いのは、南北に長い国土を活かし地域特性に合わせた野菜づくり。地域ごとに異なる「ご当地野菜」ともいえる品種を持つことで、飲食店では新メニューを開発。持ち帰り可能な加工品(=お土産)を生み出すことで、地方活性化の目玉として掲げることができるようになりました。このケーススタディともいえる案件が、ご紹介する「迫田興産」様の事例です。鹿児島県産野菜「じゃがいも」に注目し、産地ならではの調味料で味付けしたスナック菓子「じゃがどん」が誕生。満を持して「地域の魅力を伝える」パッケージ開発はスタートしました。


まさしく南国。青い空、そしてターコイズグリーンの海こそ、この商品のキービジュアル。


愛すべきキャラクター、その名は「じゃがどん」。商品と産地の魅力を伝えるメッセンジャー。


発売する理由でもある、産地ごとの素材(じゃがいも)。それぞれ専用のアイキャッチでお知らせ。


鹿児島版は力強く、徳之島版は華やかに。素材(じゃがいも)の産地で分けたキーカラー。

商品ブランド「じゃがどん」は、じゃがいもの産地(徳之島/鹿児島)によって商品名称が変わります。産地ごとの「違い」を出すことはもとより、ブランド全体を包括する商品シリーズとしての「共通項」が必要となります。今回の場合、カジュアルなシーンで楽しまれるスナック菓子であることから、その役割は「公式キャラクター」に担わせるのが最適です。誰もが「鹿児島」をイメージできること、そして「いつまでも愛される」ことを願って描きおろした、その名も「じゃがどん」が誕生。次に、自然あふれる土地で生まれたことを伝えるキービジュアル、産地ごとのキーカラーを設定。さらに、大容量(紙器)と小容量(スタンドパウチ)パッケージを展開することで予算と内容量に合わせた購入を後押しします。こうして、中身も見た目も「ならでは」感に溢れた、地域応援パッケージが誕生。Web通販もはじまり、産地になかなか行けない今だからこそ「ご当地」の魅力を伝える商品として、その輝きは増すばかりです。





【KEY COLORS column】
ターコイズグリーン/Turquoise Green

ターコイズとはトルコ石のこと。濁りのない青みを含んだ緑色で、晴れた日の「南国の海」をイメージさせる色彩です。真っ青な空の色が水に反射し、遠浅に続く砂浜の色と混ざり合うとき、海の表面はこの色に輝きます。特集では、この色をキービジュアルに用いることで、じゃがいもを想起させるイエロー(タイトル文字)と対比させ、自然に溢れた土地の特産品であることを伝えています。

【いいパッケージは、何が違う?】
紙器パッケージの魅力のひとつは「折り畳める」こと。店舗等で都度組み立てたい場合はもちろん、あらかじめ「畳んで」保管できるので、限られたストックスペースを有効に使えます。中でも、特集でご紹介したコーナー貼り(4コーナー貼り)のパッケージは、わずかなアクションで箱型に起こせるので、保管された状態から組み上げるのも簡単。まさしく「使いやすさ」を追求したパッケージといえます。

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