「パプリカ」ギフトパッケージ

2017年5月号 THE PACKAGING STORY #73

お洒落なボックスに、ワクワク。お洒落な野菜の登場に、サプライズ!
いまのギフト心理を読んだ、これが新しい野菜のギフトパッケージです。

「こどもの日」に、「母の日」。連休の旅行土産が加わると、5月はまさにギフト月間です。お子様やお母様がギフトパッケージを手にした時、「わっ、素敵!」「うんっ、お洒落!」「選んでくれたんだね!」…とワクワクしてもらえることが、きっとギフトの醍醐味。相手を思う気持ちはモノだけではなく、パッケージからも表れてくるのではないでしょうか。

今回のパッケージング・ストーリーのテーマ商品は、お洒落な野菜です。「この野菜だけでも贈ってもらえたらうれしいのに、そのうえ、こんなパッケージで贈られてきたら、もっとうれしいよね。この野菜が、もっとお洒落に映るよね。贈ってくれたひとの株(センス)も上がるよね。」そんな意見や体験から始まったパッケージ・ブランディングのもの語りです。
主役は、アースマインド伊万里様。そして、お洒落な野菜とは「パプリカ」です。アースマインド伊万里様は、佐賀県伊万里市にて「オランダ型ハウス農法」といわれる生育に最適な環境で、高品質のパプリカを生産、提供されています。

アースマインド伊万里様と私たちサガシキとの出会いは、2014年10月のこと。ここが農家さん?と目を疑うような近代的な事務所へお伺いしたところ…国産パプリカである以上、価格ではなく〈品質・安全・安心〉、そして〈食感・鮮度・完熟度〉のレベルの高さで輸入品との差別化を図っていきたいという志をお聞きし、さらに今回、「パプリカ」のギフト戦略を検討していることをご相談されたのです。

詳しくお話をお聞きすると、ギフト戦略では素材の良さとデザインセンスを感じさせるプレミアム感のあるパッケージをお望みであることがわかりました。そこで、私たちはギフト需要に欠かせない女性目線に配慮し、女性デザイナーを中心としたクリエイティブチームを編成。さっそく方向性の構築と整理、デザイン開発へと進行していきました。

パプリカ・ギフトパッケージの開発指標

指標

単にパッケージをつくるのではない。パッケージでブランディングを推進する。

①中身(パプリカ)をしっかり保護しながら、デザイン性をキープ。 ②商品の「素性の良さ」をシンプル&モダンに表現。 ③パッケージの色彩はあくまで控えめに。「パプリカ」が映える仕上げに。 ④シンボルマークや表面加工で、ワンポイントをつくる。

デザインの開発はアースマインド伊万里様とサガシキとがチームとなって、デザインプランを提案しながら、意見や改善を加え、ブラッシュアップしていく過程を繰り返していきました。こうして、強度のあるE段貼合仕様をベースに、プレミアム感があり、欧州のファッションブランドのような高級感とカジュアル感が絶妙に融合した、これまでの野菜用には見られなかったギフトパッケージが完成したのです。

リリース後、販売も好調。アースマインド伊万里様から「ギフトを贈ったら、驚かれ、喜ばれたという声がたくさん寄せられました。」と感謝のお言葉をいただきました。(私たちにとって最高のギフトです!)

私たちサガシキは、これからも商品の魅力を反映させたデザインに最適技術を掛け合わせたパッケージ開発により、ブランドの好感度アップと微笑むギフトコミュニケーションに貢献していきたいと考えます。